現在の住宅業界には大きな矛盾を感じています。

大手ハウスメーカーは職人を抱えているわけではありません。 実際に家を建てるのは、下請けの地元工務店です。 豪華なモデルハウスの費用や広告宣伝費、営業マンの人件費、そして会社の利益をとったあと、下請けに出すのです。実際の建築費用は契約金額の半分以下といったケースもざらにあります。 もしその費用で地元工務店に建てさせたらはるかに立派な家が建つのです。

最近は、ローコスト住宅も人気です。 しかしいかに商売が儲かろうとも、こんな住宅は建てたくない、というのが私たちの本音です。 ローコストの現場を見ると、こんな工事でいいのか、こんな材料でいいのか、と思うことがしばしばです。手抜き工事という意味ではありませんが、この材料と工法では岩手の気候風土で決して快適な住宅にはならないし、50年も100年も持つような家にはならないと思うからです。

ノエルホームの「ノエル」は、フランス語で「クリスマス」のこと。 寒い冬に、いつでもクリスマスのような「あたたかい家庭の“いれもの”」を提供したい．．． 。 そんな思いが名前の由来です。

ノエルホームは、この思いを大切に、大切な家族を育む正直な家づくりを続けていきます。